全国の国宝など 油のような液体がまかれる事件 & 京都散歩
こんにちは。
今回のブログ担当はKです。
4月ももう半分が終わりましたね。春の花木がまだまだキレイです。
桜の木が緑になってくるのを見ると、これから暑くなる季節をどう過ごそうかななんて考えてしまいます。
タイトルの事件、今全国で被害が相次いでいます。貴重な寺社や建造物が人の手で意図的に汚されることはとても悲しい事だとこの仕事を始めて改めて感じています。
陶器の世界にも世界、日本の歴史を感じさせる作品が残っています。
こういった歴史ある物を守って、これから先、何世代にも渡って伝わってほしいものです。
守るために、もうちょっと警備を強化してもいいのかなと思う一方、雰囲気が壊れ、参拝者に気苦労させるため、防犯カメラやセンサーをつけるのを躊躇う寺社もあるとのこと。
どちらを重視するか難しいなぁと思います。
今後被害が出ないことを祈るばかりです。
話は変わりますが、先日京都国立博物館に行ってきました。
狩野永徳の後継者達の特別展覧会をみてきました。
狩野派の中でも描き方が違っていて、さっきの作者はどんな描き方だったかな?と思い、前に戻って見返してみたり。
広告にもなっている狩野山楽筆の唐獅子図屏風は、最初の方の展示室で登場し、永徳の豪快さとスケールの大きさを継承して
いることがなんとなくわかります。
素人の私でもとても見ごたえのある展覧会でした。
博物館を出て、五条坂の方へ歩き、お昼を食べにお蕎麦屋さんに入りました。入ってすぐ、ショーウィンドウに並ぶ陶芸のコレクションが目に入ってきました。
頼んだ物を待つ間に、ガラスケースに並ぶ作品が気になって見てみたら、北大路魯山人や楠部彌弌の作品が並んでいて、
聞いたことはある名前に思わず「おー」と声が出てしまいました。
ベタな感想ですが、美しい作品でした。
食事に使われている食器も作家さんが作った物で、お蕎麦の鉢を持ち上げてまじまじと高台を見てみたり。変なお客だったかもしれません(^^;;
美味しいお食事と器が楽しめるお店でした(*^_^*)
歴史や日本の物に触れることができた1日でした。こんな日がたまにあってもいいなぁと。
歴史に興味を持って接すると、その大切さをまた感じられました。
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2015年04月16日 コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
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