リアルに出会う場所「天王寺動物園」
大阪周辺の人なら一度は遠足等で行ったことのある場所のひとつに、「天王寺動物園」があるのではないでしょうか? かく言う私、Y本も、子供のときは小学校の遠足で、最近は自分の子供を連れて、天王寺動物園にお世話になり続けています。
あべのハルカス、通天閣、高速道路に囲まれる街中にありながら、天王寺公園には植物園や美術館があり、 その中のひとつの動物園では動物たちがのんびりと生活しています。
今年で開園100周年だそうです。 大きな戦争を乗り越えて、関西の子供たちに世界の動物を見るチャンスを与え続けているのです。 爬虫類生態館、アフリカサバンナゾーン、熱帯雨林ゾーンなどで生態的展示がされているため、 座り込んでずっと動物を見ている子供や絵を描き続けている人を必ず見ます。
学校や本、ネットなどで見て学んだもののリアル(本物)に出会う経験は宝物だと思います。 私が学生時代ヨーロッパを旅行したとき、国際学生証を提示しただけで入館料が格安または無料になった美術館がたくさんありました。 世界史の授業で学んだもののリアルに直面した感動は今でも忘れることはできません。
小さいときからリアルから学ぶことを重視し、子供に対して開かれた公共施設が多いことは、その地域の学びに対する姿勢が見えるような気がします。
美術品、建造物、生物、これらは日々のメンテナンスが重要で、維持することに莫大な費用を必要としているのはわかっていますが、 これから成長し続ける子供たちに学ぶ機会を提供するためにも、子供には安い入館料を維持してほしいなと思います。
大人はちょっと高い入館料を払う代わりに「非日常」を楽しみたいものです。
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2015年05月08日 コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
カテゴリ: 日常編
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