5月5日端午の節句
みなさん柏餅食べましたか?
そうご存知のように今日は”男の子の日”ですね。
うちでも僕が子供のころは、こいのぼりをあげ、兜を飾り、柏餅を食べ、菖蒲のお風呂に入ったものです。
さて、なぜこのようなことをするのか?調べてみましたので簡単ですが紹介いたします。
こいのぼり・・・中国の後漢書による故事で、黄河の急流にある竜門という滝を様々な魚が登ろうと試みたが、鯉のみが成功し竜となることができた、ということにちなんで立身出世の象徴として飾ることになった。ちなみに「登竜門」という言葉もこの故事に由来しています。
兜(鎧兜)を飾る・・・兜は男子の身を守るという意味合いがこめられています。
柏餅・・・カシワの葉は新芽が育つまでは古い葉が落ちないことから、子供が育つまで死なない(家系が途切れない)子孫繁栄という意味合いがこめられ、端午の節句の供物として用いられたもので、食べるのが目的ではなく、お供えをした後に食べるというのが本来の姿なのかもしれないですね。
菖蒲・・・「菖蒲」と「尚武(武道・武勇を重んじること)」が同じ読みであるということ、菖蒲の葉が「刀」に似ていること、元々薬草として使われていたので無病息災を念じたからなどの意味があります。
など様々な意味が込められているようです。ここで紹介した以外にも、多くのいわれや意味があるみたいです。
私たち若い世代が、日本の伝統的文化の『意味』を理解したうえで、行事を楽しむことが、とても大切ではないかと思います。
こどもの日は、「こどもの為の日」という事よりも「こどもの無事な成長を親が祈る日」なのかもしれませんね。
使用した器:『瀧田項一作 銘々皿』
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2010年05月05日 コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
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