北大路魯山人

北大路魯山人

『魯山人』この名前はおそらく陶芸や芸術に興味がない方でも一度は聞いたことのある名前じゃないでしょうか

今日は魯山人について・・・

というのはいろんなサイトや本でも語られていますので

勝手ながら僕の経験談感想を語っちゃおうかなと思います

 

前にツイッターにも少し書いたのですが

魯山人の作品を売り場に展示していると多くのお客様が「これ私でも作れそう」といいます

はじめの頃はそれを聞いて「何を言ってるんや・・作れるわけないやん」と思ってたのですが

あまりにも魯山人の作品に対してのみ「作れそう」発言をするお客様が多いことに気がつき、注目していると

ほかの作家さんの作品も並んである中、多くの方が魯山人の作品に自然と目がいってることに気がついたのです

プライスの名前を見てではなくあくまでも自然に・・・

 

そしてあの発言が飛び出します

おそらくそう思ったことのある人は多いと思います。では本当に作れそうなものなのか?

僕は実際は難しいように思います。

 

過去の有名作家に似たものを作る作家が数多くいるなか魯山人をまねる作家が少ないこと

そしてもう一つの観点として現実としてこれだけ有名な作家にもかかわらず

ほかの同ランクの作家やそれ以下の作家よりも「贋物」が少ないのです

もしあったとしてもわかりやすいものが多いように思います。

 

この一見簡単そうに見え、技術が必要でないように見えてしまう魯山人の作品は

実は高い技術とそれを超える感性が詰まっている作品であり

人の目を引き付け、そして身近なものに感じさせる雰囲気をもっている

それも魯山人のすばらしさの一つだと僕は思います。

 

 

この記事を読んだ人は、次の記事も読んでいます。

  • 関連する記事はありません。

トラックバック&コメント

この記事のトラックバックURL:

まだトラックバック、コメントがありません。

コメントを投稿する




»
«