奮闘日記
今日は、お客様から掛軸を評価して買い取ってほしいとの依頼があり、大切な品物を拝見してきました。
おばあちゃんから「良いものだから大切にしなさい」と言われてた品物だけどマンションに引越しして掛ける事ができないからと言うことでした。
その品物とは円山応挙の双鯉図で、解りやすい”むずかしいもの”だったんですが
いつも評価をする際は僕なりに、いかにお客様に丁寧にわかりやすく説明して、そして納得してもらえるかを一番心がけています。
それは、評価額がとても高いものであっても、逆に思わぬ安いものであったとしても、お客様にとっては『大切にしてきたもの』であるということ、そして『思い入れや思い出が詰まったもの』であると思ってます。
贋物であったり安い評価であったとしても、納得して売っていただきたいですし、「金額が安いなら家に置いておく」と言う方も多いですがその場合も「思い出の品として大切に持ってもらいたい」という思いで仕事させていただいております。
今日のお客様にはお売り頂くこと出来なかったのですが納得した様子でお帰りいただけたので、良い仕事が出来たなと僕自身思っています。
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2010年04月12日 コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
カテゴリ: 奮闘記
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