2010年03月の記事一覧

楽茶碗の取扱い

このブログでは美術品の扱い方なども記事として取り扱っていこうと思います

その第一弾として

『楽茶碗の取扱い』について簡単に説明しようと思います

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楽茶碗とは茶を飲むために千利休が長次郎に作らせ現代まで代々伝わる焼き物です。

しかしお茶が冷めにくく、かつ温かみのある焼き物にした結果

低火度で焼いてあるために非常にもろく、扱いに注意が必要となってます。

 

・お買い求めになってすぐや、久しぶりに使用する際まずぬるま湯につけ茶碗に水分を含ませ温めてください 

 〈急な温度変化は細かい傷や貫入の原因となります〉

 

・湯通しのあと拭う際にも細かい目のやわらかい布を使うようにします

 〈粗い目の布(タオルなど)は繊維が引っかかり、欠けたりする恐れがあります〉

 

・使用後は十分に陰干しをして収納してください

 〈楽焼は水分を多分に含んでいるので乾きにくいので十分乾燥させず収納してしますとカビが生えてしまいます〉

 

・収納方法は布や紙で包み桐箱に立てて入れます。詰め物は中で動かない程度に軽く入れるようにします。

 伏せて桐箱に入れる方が安定するように思いがちですが必ず立てて入れてください

 詰め物はたくさん詰めすぎるとその作業中にヒビや割れる恐れがあるので注意してください

 

簡単に楽茶碗の取り扱いについて説明しましたが、

楽茶碗だけでなく茶碗すべてにおいて注意していただくことですので

参考にしてみてください

 

まだ説明の文章が慣れてないのでうまく文章が書けていないところはご容赦を

これからも見ていただけるとうれしく思います

 

『直し』という名のテロリスト。

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この写真、とある有名作家の花瓶なのですが

実は口元がすべて形成手術がされています・・・

つまり原型は粉々に砕け散ってしまってるわけなんです。

僕たちにはすぐに見分けられる「直し」のレベルなのですが

慣れていないとおそらく気がつかないはず。

 

もちろんこれは販売用商品でもなければ、

私たちが『直し』に気付かず誤って仕入れたものではありませんのでご安心を

『極』の商品は先述したアイテムを駆使しながら

確実な商品を提供させていただいております

 

私どもはこのような記事や情報を書くことで、お客様が今までなかなか知ることができなかった

美術業界の情報を少しずつではありますが公開していきたいと思っております。

『極ブログ』よろしくお願いいたします。

☆必須アイテム☆

私たちは、多い時で月の3分の1ぐらい、市場やオークションに足を運びます。

オークションの出品点数は多いところで、千点以上あります。

その中から、吟味して競る品物を探すわけですが、気をつけないといけないのが、

贋物に引っかからないことはもちろんですが、「傷」、「直し」!!です。

そのために、常時携帯してるのが、かなり強い発光力をもつ「ライト」と、鮮明に見える「ルーペ」

その三種の神器ならぬ、2つのアイテムを駆使して慎重に欲しい品物のボディーチェックをしております。

私もお客様に修理を頼まれて、修理屋に出すことがありますが・・・

怖いです!!!

非常に綺麗に直ってきます!!!

綺麗に直ってきた品物を見るたびに、ボディーチェックを強化せねば!!、と

焦らされます。。。

オークションではボディーチェックを通過して、無傷の値段で落札されている物も多々あります。

あ~、恐るべしテロリスト達・・・・

気をつけましょう☆

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またまた事務所

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またまた応接室です

今日は夜に撮影したのですが、気分を変えてみようと絵画を掛けてみました

外はすっかり暗くなって電気だけの明かりですが

一枚絵画があるだけでこうも違うものかと思ってしまいます

何も語らず存在するだけでその場の雰囲気を変えてしまう・・・

あらためて絵画の力を知りました。

 

 

私たちのパートナー

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これが私たちのメインパートナーです

事務所にはPCを3台設置してあるのですが

こいつが一番の高性能スペックを誇っています

しかしながら、美術業界で育ってきた私たちにとって使いこなせているかは・・・

宝のもちぐされにならないよう、ここから皆様に良い商品や情報を配信していきたいです

今日も絵画数点アップしておきました よろしくお願いいたします

 

灰皿

事務所に置いてある灰皿は、北大路魯山人の灰皿です。
私は喫煙者なのですが、まだ一度もその灰皿を使った事がありません。。。
10万円の評価を超える、富本憲吉や河井寛次郎の灰皿など、幾つも扱ってきた私ですが、
いざ自分が使うとなると・・・・
灰を落とせない・・・・
そんな私は貧乏性??
早く初めのお客様に使ってもらいたいものです(笑)

事務所

応接セットです

私どもの事務所応接セットです。応接室といえるものではありませんがそれなりに準備してみたつもりです。

龍村織物のテーブルセンターに灰皿、いつかここでいろんなお客様とお話してみたいものです。

とは言ってみたものの、私たち『美術品の極』の事務所では商品の展示や保管は一切しておりません。

しかも仕入れ等のため不在のことが多々あります。。。

実際に手にとって商品を見てみたいという方は必ず事前に下記問い合わせフォームからご連絡ください

お約束いたしましたお時間に商品を用意してお待ちいたしております。

http://www.bijyutsu.jp/contact

 

 

 

オークションの下見

中々探し物は見つからないですね。
お客さんの為にも早く手に入れたいですね。
頑張って探しましょう。

はじめまして

3月8日より美術品販売専門サイト『美術品の極』をオープンするにいたりました。

まだまだ準備不足で至らぬところあるかとは存じますが、スタッフ一同努力してまいります。

またこのブログでは私たちの日常を気楽にコメントしていきたいと思っておりますので末永く見守ってください

よろしくお願いいたします。

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