2010年05月の記事一覧

チーズの歴史~美味しいケーキを食べてみて~

突然ですが、私の好みのスイーツの一つにチーズケーキがあります。

フワっとしてて、まろやかで、味が深くと幸せな気分になりますよね。

写真に載せたケーキは、ルポンドシエルというレストランのケーキを、知人に頂いたものです。とても美味しかったですよ。

 

さて今日は、チーズの歴史について少し調べてみました。

チーズは『最も古い食品』といわれるほど、その歴史は古く、古代エジプトやメソポタミアの壁画などからチーズ作りの痕跡が残っているそうです。ってことは5~6000年も前ということになりますよね。

そのほかにも、ギリシャの古代オリンピックで振舞われていたとか、紀元前1000年頃にエトルリア人によってローマに伝えられたなど、とにかく古代から食されていたことがわかります。

その背景には、水が不足しがちで、ヤギや羊などの乳が貴重とされていた地域で、乳を保存していた際に偶然、固体と液体に分離することを発見したからだと言われているようです。

 

日本で独自の製造ということになると、明治になるようで、そこから量産となるのは昭和初頭に雪印乳業と明治乳業がプロセスチーズを製造し始めたとなっています。

しかし当時なかなか受け入れられず、年間生産量は20~30トンにとどまっており、人類の歴史上では古くから食されていたのですが、日本では戦後すぐに年間一人当たり10グラムに満たなかったそうですから、いかに浸透していなかったことか・・・

 

どうして現在のように、好まれるようになり、食生活になくてはならないものになったのかというと、やはり学校給食での普及と、ピザやケーキ等でチーズを利用することが増えたことがあげられるようです。

昭和40年ごろにはモロゾフがチーズケーキを売り出したこと、昭和60年頃にドミノピザが宅配ピザを日本に持ち込むなど、身近なものになる、大きな要因だったのかもしれません。

現代の食生活に欠かせない存在となったチーズは、実はチーズケーキの存在が大きな影響を与えたのですね。

 

 

『ツルとレイシのニガウリ物語』

前回のブログ更新から約10日・・・私がのんびり更新している間にレイシ君がこんな大きさに・・・

強い雨も降ったので、ちょっと横たわっていますが、10日前と葉っぱの量が増えています。

天気が続けば、もっと大きくなるのかなと楽しみにしています。

 

 

麦茶~日本の夏の風物詩~ 

そろそろ”暑さ”を感じるようになってきましたが、いかがお過ごしですか?先週末も良い天気だったので、スポーツやレジャーで、野外に出かけた方も多いはず。

やっぱり汗をかいた後には、ビール!!(o^∇^o)ノ と言いたくなりますが、今日は健康のことを少し考え、日本に平安時代から伝わるという『麦茶』を取り上げてみます。

 

 

パックに入った便利なものが、たくさん売られていますが、うちではこの状態の麦茶を購入しています。

昨日届き、早速入れてみたのですが、パックのものと比べ物にならないくらい、とても”良い香り”なんです。

どうしてこんなに良い香りなのかと、よ~く麦をみてみると、みなさんも何か他に似てるものに気がつきませんか?

こうしてアップでみると、まるでコーヒー豆のように見えませんか?

実際、調べてみると、麦茶の製造工程に『焙煎』という工程がやっぱりあるようなのです。

麦茶の香ばしさは、珈琲豆に似た製法からきてるのですね。

昭和38年に『常陸屋本舗』という会社が、コーヒー用の大型焙煎機を輸入して初めて大量生産したそうです。

 

では”健康”の面ではどうなのか?

少し調べて見ると『全国麦茶工業協同組合』というサイトを見つけましたので、そこから引用させていただきます。(おいしい入れ方なども書いてましたよ)

麦茶は他の飲料と違って、人工的な保存料や甘味料などが一切添加されていない本物の天然飲料です。また、タンニンやカフェインといった刺激の強い物質を含まないため、お母さんが安心して赤ちゃんにあげられる飲料としても、昔から勧められてきました。さらに最近では、健康に大切なパワーが秘められていることも、次々と科学的に立証されています。日本人の祖先伝来の知恵が、最近の科学で改めて証明されたといえそうです。麦茶は天然の機能性飲料なのです。

(引用元:http://www.mugicya.or.jp/effect/index.html

引用元のサイトを見ていただいてわかるように、他の飲み物と比べても、健康に良い感じがしますよね。

今年の夏は、日本伝統の飲み物”麦茶”をいっぱい飲んでみようと思います。

麦酒もたくさんのみますが・・・・二日酔いに効くかなあ( ̄。 ̄)

(使用グラス:舩木倭帆作)

 

 

 

本日の『ツルとレイシのニガウリ物語』

レイシ君ですが、この一週間で大きくなったと思いません?しかも、よーくみると髭のようなツルが2本出てきました。

成長が楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

2010年5月9日~母の日~

今日は母の日のプレゼント何かしましたか?

最近は某社CMの影響か、チョコレートを渡す日なのかと思い込んでしまいそうですが・・・

私はささやかながら、タイガースの試合チケットと、バラのお風呂を贈りました。

てっきり「母の日」というのは、『チョコレートの日』と同じように、花屋さんなどが販促のために作り上げたものだと思い込んでいたのですが、実際、昔から世界的にあるものだと、このブログのために調べてみてわかりました。

ブログをしてると、少しずつ知識が増えていく気がしますね。

 

さて、ここ数日仕事の面では、会が続いてたのですが、数点仕入れすることができました。

早くアップして御覧いただきたく思うのですが、明日もお客様のご自宅に、品物の評価をつけにお伺いすることになってまして作業がなかなか・・・・・・

数日後楽しみにしてて下さい。

新しい商品が追加されるとツイッターにて報告してますので、フォローしていただけますと、最新情報を見ていただけるかと思います。こちらからどうぞ→http://twitter.com/bijyutsu_kiwami

 

 

 

 

本日のレイシくん。ここ数日、日当たりがいいので生き生きしてますよ。水もきっちりあげています。

 

 

ツルとレイシ~ゴーヤという名のニガウリ物語~

若手古美術商の奮闘記!!というサブタイトルをつけておきながら、脱線し続けている感のある当ブログですが・・・さらに脱線し・・・

本日より、我が家に新しく仲間入りした、この二人の成長をしばらく追いかけてみたいと思います。

本日、ホームセンターより引越ししてきた、向かって左側を「ツルちゃん」右側を「レイシくん」と名付けました。

タイトルどおり、ゴーヤの苗でございます。

さあ、どんな成長を見せてくれるのか・・・

今日からブログの最後で紹介していきたいと思います。

 

明日は会(業者間のセリ市)に行く予定です。極で紹介できる品物を見つけてきます。

まだまだ未熟ですが、この二人に負けないようがんばりたいものです。

 

 

 

本日のレイシの姿です。まだ小さい葉っぱ数枚5センチ程の大きさです。見守ってやってください

 

5月5日端午の節句

みなさん柏餅食べましたか?

そうご存知のように今日は”男の子の日”ですね。

うちでも僕が子供のころは、こいのぼりをあげ、兜を飾り、柏餅を食べ、菖蒲のお風呂に入ったものです。

さて、なぜこのようなことをするのか?調べてみましたので簡単ですが紹介いたします。

こいのぼり・・・中国の後漢書による故事で、黄河の急流にある竜門という滝を様々な魚が登ろうと試みたが、鯉のみが成功し竜となることができた、ということにちなんで立身出世の象徴として飾ることになった。ちなみに「登竜門」という言葉もこの故事に由来しています。

兜(鎧兜)を飾る・・・兜は男子の身を守るという意味合いがこめられています。

柏餅・・・カシワの葉は新芽が育つまでは古い葉が落ちないことから、子供が育つまで死なない(家系が途切れない)子孫繁栄という意味合いがこめられ、端午の節句の供物として用いられたもので、食べるのが目的ではなく、お供えをした後に食べるというのが本来の姿なのかもしれないですね。

菖蒲・・・「菖蒲」と「尚武(武道・武勇を重んじること)」が同じ読みであるということ、菖蒲の葉が「刀」に似ていること、元々薬草として使われていたので無病息災を念じたからなどの意味があります。

など様々な意味が込められているようです。ここで紹介した以外にも、多くのいわれや意味があるみたいです。

私たち若い世代が、日本の伝統的文化の『意味』を理解したうえで、行事を楽しむことが、とても大切ではないかと思います。

こどもの日は、「こどもの為の日」という事よりも「こどもの無事な成長を親が祈る日」なのかもしれませんね。

使用した器:『瀧田項一作 銘々皿』