2015年04月の記事一覧

ホテルオークラ東京 建替え反対の声

♪E子が担当させていただきます♪

●今回は「ホテルオークラ東京 建て替え」についてです●

ペントハウス・スイート、ジュニアスイートなど高級感溢れる客室も多い誰もが知ってる有名ホテルですよね。 サービスも素敵で、レストランやショップも一流ホテルならではのラインナップです。

そんな「ホテルオークラ東京」の歴史をちょっとご紹介します。

1962年5月20日(本館)オープン。1973年12月1日(別館)も開業。1975年5月エリザベス女王、1986年5月レーガン大統領、1996年シラク大統領、等々の有名な 方々が利用し、2014年4月にはオバマ大統領も滞在してます。 2008年洞爺湖サミットの接遇を支援、2010年上海万博にレストラン「山里」が出店してます。

そんなホテルオークラ東京ですが、去年5月に本館建替えが発表され、 それに伴い色んな意見が出てきました。

米ワシントン・ポストは何故建て替えなのか?っと疑問の様子で、 イギリスのモノクル誌は建替えの反対ホームページを作りました。 他にもドイツ出身デザイナーのトーマス・マイヤー氏、ファッションデザイナー ポール・スミス氏等の各方面の文化人等は建替えには反対の様子です。

☆☆良ければ見てみて下さい☆☆ ⇒http://savetheokura.com/

☆☆ホテルオークラ東京サイト☆☆ ⇒http://www.hotelokura.co.jp/tokyo/

 

そんな建て替えについてサイトをざっと見るとこんな感じでした。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

~ホテルオークラ東京 本館建替え計画~

●地上38階立て・地下9階

●客室550

●敷地1.3haを緑地 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

高層ビルが建ち、一部はオフィスになる予定みたいですね♪

私も残してほしいですが、耐震とか老朽化がちょっと気になります・・・

建て替えされちゃう前に記念写真撮りに行きたいです!!

全国の国宝など 油のような液体がまかれる事件 & 京都散歩

こんにちは。

今回のブログ担当はKです。

4月ももう半分が終わりましたね。春の花木がまだまだキレイです。

桜の木が緑になってくるのを見ると、これから暑くなる季節をどう過ごそうかななんて考えてしまいます。

 

タイトルの事件、今全国で被害が相次いでいます。貴重な寺社や建造物が人の手で意図的に汚されることはとても悲しい事だとこの仕事を始めて改めて感じています。

陶器の世界にも世界、日本の歴史を感じさせる作品が残っています。

こういった歴史ある物を守って、これから先、何世代にも渡って伝わってほしいものです。

守るために、もうちょっと警備を強化してもいいのかなと思う一方、雰囲気が壊れ、参拝者に気苦労させるため、防犯カメラやセンサーをつけるのを躊躇う寺社もあるとのこと。

どちらを重視するか難しいなぁと思います。

今後被害が出ないことを祈るばかりです。

 

話は変わりますが、先日京都国立博物館に行ってきました。

狩野永徳の後継者達の特別展覧会をみてきました。

狩野派の中でも描き方が違っていて、さっきの作者はどんな描き方だったかな?と思い、前に戻って見返してみたり。

広告にもなっている狩野山楽筆の唐獅子図屏風は、最初の方の展示室で登場し、永徳の豪快さとスケールの大きさを継承して

いることがなんとなくわかります。

素人の私でもとても見ごたえのある展覧会でした。

博物館を出て、五条坂の方へ歩き、お昼を食べにお蕎麦屋さんに入りました。入ってすぐ、ショーウィンドウに並ぶ陶芸のコレクションが目に入ってきました。

頼んだ物を待つ間に、ガラスケースに並ぶ作品が気になって見てみたら、北大路魯山人や楠部彌弌の作品が並んでいて、

聞いたことはある名前に思わず「おー」と声が出てしまいました。

ベタな感想ですが、美しい作品でした。

食事に使われている食器も作家さんが作った物で、お蕎麦の鉢を持ち上げてまじまじと高台を見てみたり。変なお客だったかもしれません(^^;;

美味しいお食事と器が楽しめるお店でした(*^_^*)

 

歴史や日本の物に触れることができた1日でした。こんな日がたまにあってもいいなぁと。

歴史に興味を持って接すると、その大切さをまた感じられました。

美術品との出会い

はじめまして。新人のM美です。新学期、新生活がそろそろ始まりますね、私もそのうちの一人です。初めて美術品を取り扱うお仕事に就き、戸惑う事も多いですが毎日楽しく出勤しています。

さて、まったくの素人の私は、まずは焼き物の種類から覚えるところからのスタート。 備前焼、有田焼、信楽焼、この辺りの有名なものはさずがに聞いたことはありますが、素材や制作方法などそれぞれに特徴があり、 違いがあることを今まで知ることも無く過ごしてきました。

改めて考えると普段の暮らしの中には焼き物に触れる機会がたくさんあることに気づきました。 毎朝飲むコーヒーのカップ、食事に使う食器、花瓶などかなり身近に存在しています。

ふと自分が使っている食器はどんなものだろうと思い食器棚を見てみると白い器ばかり・・・。特に何も考えず、使い勝手の良い形を選んできたように思います。 しかし、せっかく仕事で色々な焼き物に触れているのだからもう少しこだわってみたくなりました。 同じような食器ばかりが並んでいる食器棚が今後どうかわっていくか楽しみです。

そして今の時代、100円ショップでも食器が買えたりしますが、中にはびっくりするような値段のものもあるんですね。 正直、私にはなぜそのような高額な値段がするのか、まだ理解できませんが、有名な作家さんが作られたものなどはそれなりのお値段がするのでしょうか。

たしかに人間国宝になられた方の作品を見ると、有名な方が作ったものという先入観があるからかもしれませんが、素人の私から見ても美しいと感じます。 焼き物の種類によって素朴なもの、華やかなものという違いはありますが、どの作家の方々の作品からも日本特有の美しさや魅力を伝え、 守り抜くんだという強い思いが感じとれる気がします。 そんな思いが作品に現れ、価値の高いものとして残っているのではないでしょうか。

今後も少しずつではありますが、自分なりに感じとったことをお伝えしていけたらなと思います。