楽茶碗の取扱い
このブログでは美術品の扱い方なども記事として取り扱っていこうと思います
その第一弾として
『楽茶碗の取扱い』について簡単に説明しようと思います
楽茶碗とは茶を飲むために千利休が長次郎に作らせ現代まで代々伝わる焼き物です。
しかしお茶が冷めにくく、かつ温かみのある焼き物にした結果
低火度で焼いてあるために非常にもろく、扱いに注意が必要となってます。
・お買い求めになってすぐや、久しぶりに使用する際まずぬるま湯につけ茶碗に水分を含ませ温めてください
〈急な温度変化は細かい傷や貫入の原因となります〉
・湯通しのあと拭う際にも細かい目のやわらかい布を使うようにします
〈粗い目の布(タオルなど)は繊維が引っかかり、欠けたりする恐れがあります〉
・使用後は十分に陰干しをして収納してください
〈楽焼は水分を多分に含んでいるので乾きにくいので十分乾燥させず収納してしますとカビが生えてしまいます〉
・収納方法は布や紙で包み桐箱に立てて入れます。詰め物は中で動かない程度に軽く入れるようにします。
伏せて桐箱に入れる方が安定するように思いがちですが必ず立てて入れてください
詰め物はたくさん詰めすぎるとその作業中にヒビや割れる恐れがあるので注意してください
簡単に楽茶碗の取り扱いについて説明しましたが、
楽茶碗だけでなく茶碗すべてにおいて注意していただくことですので
参考にしてみてください
まだ説明の文章が慣れてないのでうまく文章が書けていないところはご容赦を
これからも見ていただけるとうれしく思います
2010年03月17日 | コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
カテゴリ: 取り扱い