三輪壽雪 (11代三輪休雪)

三輪壽雪 (11代三輪休雪)

三輪壽雪 (みわじゅせつ) 参考品http://www.bijyutsu.jp/products/detail.php?product_id=52

 

~経歴~

1910年山口県萩焼の陶家・三輪家に生まれる

1927年家業に従事

1955年「休」と号す。対外出品活動をはじめる

1967年11代目休雪を襲名

1983年重要無形文化財「萩焼」保持者(人間国宝)に認定

2003年休雪11代目を終え壽雪と名乗る

 

現在、重要無形文化財資格保持者に認定された巨匠のなかでも、もっとも人間国宝らしい力量と風格を持つ。1941年川喜多半泥子に師事し、身近に接した半泥子の生き方に深く感銘したという。

昭和40年頃から天性の造形力を生かして、轆轤を使わない角物と呼ばれる四方作品を、土の塊から底部はそのままに面取りして制作。一方轆轤では大道土に朝鮮カオリンを混ぜた化粧土をたっぷりと使い、荒ヒビや独特の化粧土から発する紅萩をつくる。

1983年独特の「白萩」や「鬼萩」を発表し、萩焼で国の重要無形文化財資格保持者に指定され、休和に続いて陶芸界で初めて兄弟で人間国宝となった。

『鬼萩割高台茶碗』

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