塚本快示(つかもと かいじ)

塚本快示(つかもと かいじ)

 

 

塚本快示 作  青白磁高杯

http://www.bijyutsu.jp/products/detail.php?product_id=574

 

1912年 岐阜県土岐市の製陶所に生まれる

1926年 家業を手伝い以後、轆轤、釉掛、窯焚に従事

1950年 小山冨士夫を知り、以後指導を受ける

     中国北宋時代の白磁や青白磁の研究を始める

1963年 日本伝統工芸展入選

1964年 米国カリフォルニア博覧会で金賞受賞

1965年 日本伝統工芸展奨励賞受賞

1972年 日本伝統工芸展会長賞受賞

1973年 岐阜県に青白磁技術保持者無形文化財に指定

1977年 紫綬褒章授章

1979年 日本陶磁協会賞授賞

1980年 中日文化賞受賞

1983年 重要無形文化財保持者とし認定される。土岐市名誉市民に推挙される

1984年 勲四等旭日章授章

1990年 死去

 

岐阜県の代々から続く陶工の家に生まれる。戦前は塚本窯の家業に従事。1943年(昭18年)頃に小山冨士夫の著書「影青雑記」に影響を受け、青白磁の研究に取り組む。

1953年から本格的に作家活動を始め、長石やカオリン・福島珪石・蛙目粘土などで調合した磁土で成形、その半乾きの磁胎に草花文や花鳥文を描くその彫模様は、まさに第一人者である。

1983年格調高い北宋代の定窯白磁、景徳鎮の青白磁の技術継承保持者として重要無形文化財保持者に認定された。

 

 

 

 

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