五代 加藤幸兵衛

五代 加藤幸兵衛

1804年 初代幸兵衛、市之倉山麓に埋蔵された異色な陶土に魅力を感じ
      更に当時中国的陶芸の新分野を開拓せんとして築窯する。
      その後、徳川幕府本丸御用窯となる。

明治26年 多治見市市之倉に生まれる。
大正10年 五代幸兵衛を襲名する。
昭和 3年 同年以降宮内庁より食器並び装飾品の御用命を受ける。
昭和 6年 同年以降帝、文、日展に出品する。
昭和15年 技術保存の指定を受ける。
昭和23年 外務省よりパリに於ける日本陶芸展の出品を依属される。
昭和25年 岐阜県立陶磁器試験場長に就任。
昭和30年 同年以降日本伝統工芸展に出品。
昭和31年 日本工芸会正会員となる。
昭和32年 天皇皇后両陛下ご来訪。
昭和35年 ニューヨークにて個展開催。
昭和37年 第九回日本伝統工芸展会長賞受賞。
昭和42年 勲四等瑞宝章受賞。
昭和47年 ヨーロッパ陶芸視察。
昭和48年 岐阜県無形文化財指定。
昭和49年 日本工芸会理事。
昭和56年 大阪高島屋にて『加藤幸兵衛・卓男 金彩ラスター彩展』開催。
昭和57年 死去。

五代加藤幸兵衛は青磁、金襴手、染付、赤絵、天目等の中国陶磁を始め、
乾山、李朝など幅広い技法を駆使した名品の数々を生み出しただけだな
く、鈴木藏、加藤孝造をはじめとする数多くの後進の指導にあたっている。

 

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