前大峰(まえ たいほう)

前大峰(まえ たいほう)

1890年 11月10日生まれ。

1905年 沈金師三代橋本佐助 号・雪洲年に弟子入り。

1929年 石川県工業試験場・浅野廉、東京美術学校・松田権六の指導を受け、

     帝展に初出品初入選。新文展・日展・日本伝統工芸展に出品する。

1930年 第11回帝展出品の「沈金遊鯰文手筥」が特選を受賞し、宮内省買い上げとなる。

1946年 第2回日展出品の「ひな鶏飾筥」が特選受賞。第2回日展審査員に推薦される。

1947年 石川県第1回北國文化賞受賞。昭和天皇石川県御巡幸の際、御前沈金彫拝命。

1949年 第5回日展出品の「沈金蘭と猫の圖小屏風」で第1回美術文部大臣賞を受賞。

1952年 助成の措置を講ずべき無形文化財 沈金年に選定される。日展参事就任、東京芸術大学美術学部短期講師就任。

1955年 重要無形文化財保持者 沈金 認定。

     社団法人日本工芸会結成に参加、理事就任。

1956年 大阪市関西総合美術展の審査員を委嘱される。

1962年 石川県文化功労者として県から顕彰される。

    「沈金猫文飾筥」が文化財保護委員会買い上げとなる。

1963年 輪島市名誉市民第1号に推戴される。

1964年 紫綬褒章受章。

1966年 勲四等瑞宝章受章。

1967年 輪島市立漆芸技術研修所講師就任。

1975年 勲三等瑞宝章受章

1977年 重要無形文化財輪島塗技術保存会会長就任。

      病気のため逝去。

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