堅手

堅手

朝鮮系の茶碗の焼き締まったもので、その土・釉などが堅そうに見えるもの。堅手の本手・白手・砂堅手・遠州堅手・御本堅手・長崎堅手・大阪堅手・御蔵堅手・絵堅手・半使堅手・雨漏堅手・金海堅手・堅手三島などの種類がある。堅手の本手または単に堅手と呼ばれるものは、紫土に艶の潤った釉があり、釉色は淡浅葱色に少し鼠がかり、しかも白みがある。釉には小ひびがあり高台は土をみせない。堅手の上品は往々にして井戸の手に入る。また下品になる程白味を増し小ひびは少なくなる。

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