2015年06月の記事一覧

森恵子 (もり けいこ)

1949年 横浜生まれ     

1974年 東京芸術大学卒業

                     

                  日本工芸会正会員

      日本伝統工芸展・伝統工芸新作展・東海伝統工芸展・日本陶芸展等に入選

森千晃 (もり ちあき)

1968年 森陶岳の次男として備前市伊部に生まれる

1983年 森陶岳に師事

1996年 10月 初窯

1997年 第16回日清食品現代陶芸大賞展入選

1999年 田部美術館「茶の湯の造型」展入選

小野珀子 (おの はくこ)

1925年 愛知県で小野琥山の長女として生まれる


1960年 父の琥山製陶所デザイン室に勤務する


1970年 九州・山口陶磁展で第一席を受賞。日本工芸会西部工芸展で朝日銅賞を受賞。

      佐賀美術協会展で文化会議長賞を受賞。九州毎日陶芸展で準大賞を受賞。


1971年 日本工芸会西部工芸展で朝日金賞を受賞し、作品が東京国立近代美術館の買上げとなる。

      佐賀県展で日本経済新聞社賞を受賞。


1972年 長崎放送局賞、日本工芸会西部工芸展で玉屋賞を受賞。


1973年 日本陶芸展で優秀作品賞、毎日新聞社賞を受賞。日本工芸会正会員となる


1981年 日本陶磁協会賞、文化奨励賞を受賞。

     作品がニュージーランド・シドニー美術館の買上げとなる


1985年 作品が呉市美術館の買上げとなる


1988年 アンゼルチン美術館に作品を納品する


1992年 佐賀県重要無形文化財に認定される


1996年 逝去

渡辺愛子 (わたなべ あいこ)

 

1971年  大阪府生まれ

1992年  嵯峨美術短期大学美術学科絵画科卒業

1994年  信楽穴窯で焼成技法の勉強を始める

2001年  三重県伊賀の地に穴窯を築窯、独立 「穴窯陶廊 炎色野」にて初窯展

2003年  窯場を移転、二つ目の穴窯を築窯

2005年  三つ目の穴窯を築窯

吉村芙子 (よしむら ようこ)

1940年 神奈川県鎌倉市に生まれる

1959年 七宝制作の道に入る

1967年 全国的に七宝が普及し、日本七宝クラフト協会発足参加

1975年 第3回リモージュ国際七宝芸術展入選(フランス)

1976年 第一回個展開催 後、ニューヨーク・パリ・和光・三越など

             国内外で個展多数開催

1977  24回伝統工芸展入選

1979年 芙彩会発足第一回展(日本橋三越) 以後、多数開催

1980年 日本七宝作家秀作パリ展 企画実施

1981年 日本七宝作家秀作北京展 企画実施

1981年 社団法人日本工芸会正会員となる

1989年 ラバル国際七宝展審査員

1992年 現代女流美術展 出品 (上野の森美術館)その後続けて出品

1993年 世界の七宝作家23人展(フランス)

1996年 第43回日本伝統工芸展鑑審査委員 

             以後、第4547回、48回鑑審査委員

     第44回日本伝統工芸展第七部会主任鑑審査委員

2001年 第48回日本伝統工芸展第七部会主任鑑審査委員

2014年 日本伝統工展60回記念 工芸からKO-GEへ出品I

加藤土師萌(かとう はじめ)

1900年 愛知県瀬戸市に生まれる。本名一。

1924年 この年より、「土師萌」の号を用いる。

1930年 加藤土師萌のもとに荒川豊蔵来訪、大萓で発見した。
     黄瀬戸・志野・織部などの陶片を持ち込む。

1931年 美濃古窯跡の発掘調査を行う。

1937年 パリ万国博覧会にてグランプリ受賞。

1940年 横浜の日吉に移住。
     大倉和親(大倉陶園社長)の支援を受け窯を築く。

1947年 唐津に古窯跡の調査に行く。

1952年 黄地紅彩の上絵付の技法が無形文化財に選定。

1955年 東京芸術大学教授に就任。萌葱金襴手の再現に成功。

1961年 色絵磁器の重要無形文化財保持者認定(人間国宝)。「柏会」結成。

1962年 釉裏金彩の技法を磁器に応用することに成功。

1966年 「日本工芸会」理事長に就任。「陶裳会」結成。

1967年 東京芸術大学名誉教授になる。紫綬褒章受章。

1968年 死去。勲三等瑞宝章受章。

 

~陶芸家 加藤土師萌~

美濃の陶器試験場で美濃焼の改良に取り組んだ期間には、古陶磁器の研究や古窯を発掘し、陶芸家として作品を帝展などに発表することで、量産しか出てこなかった美濃に陶芸の道を開いた。

美濃での在職中も、のちに独立してからも海外へスケッチ旅行に出かけ、中国や朝鮮の主要博物館などで200枚にものぼるスケッチを残した。

1936年頃から本格的に色絵磁器に取り組んだ。1956年には上絵付で無形文化財の技術者に認定された。

 

濱田庄司(はまだ しょうじ)

1894 年 神奈川県川崎市で生まれる。

1916 年 東京高等工業学校(現、東京工業大学)窯業科卒。
     京都市立陶磁器試験場に助手として勤務。
     河井寛次郎と釉薬の研究をする。近藤悠三に轆轤を学ぶ。
     奈良に富本憲吉を訪ね交流がはじまる。

1919 年 柳宗悦の自宅にバーナード・リーチを訪ねる。このとき柳を知る。

1924 年 帰国。民芸運動に参画。益子に築窯。

1942 年 益子に大型登窯築窯。

1956 年 民芸陶器で重要無形文化財保持者認定(人間国宝)。

1962 年 柳宗悦の後を継ぎ日本民芸館館長となる。

1964 年 紫綬褒章受章。

1968 年 沖縄タイムス賞受賞。文化勲章受章。

1969 年 益子名誉町民となる。

1976 年 川崎市文化賞受賞。

1977 年 益子参考館開館。館長に就任。

1978 年 死去。享年84 歳。