林恭助
林 恭助(はやし きょうすけ) 参考品http://www.bijyutsu.jp/products/item/209
1962年 岐阜県土岐市に生まれる
1985年 土岐市立陶磁器試験場に研修生として入所。
1986年 第30回陶磁器デザインコンペティションに入選。
1987年 美濃焼伝統産業会館赴任。
1989年 世界デザイン博覧会「中部の匠館」のシンボルモニュメントの陶板製作。
加藤孝造先生に師事。自宅に築窯、独立する。
第20回東海伝統工芸展入選。
第43回岐阜県美術展にて秀作賞受賞。
朝日陶芸展入選。
1990年 第44回岐阜県美術展にて優秀賞受賞。
第37回日本伝統工芸展入選。
1991年 第38回日本伝統工芸展入選。
1992年 市政記者クラブ賞受賞。
1993年 第40回日本伝統工芸展入選。
日本橋三越本店にて個展。
1994年 美濃陶芸展中日奨励賞受賞。
高島屋・大阪店にて個展開催
高島屋・岐阜店にて個展開催
2001年 東海伝統工芸展にて日本工芸会賞(最高賞)受賞
2002年 「曜変天目」の再現(800年ぶり)に成功
2003年 曜変天目再現により岐阜県知事表彰を受ける
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カテゴリ: 陶芸家
清水卯一(しみず ういち)
1926年生まれ2004年没
京都府生まれ
1940年立命館商業学校中退、石黒宗麿に師事、中国陶磁について学ぶ
1941年国立京都陶磁試験場伝習生
1943年京都市立工業研究所窯業部助手
1945年研究所を辞職、本格的に作陶をはじめる
1951年日展初入選
1953年現代日本陶芸展で朝日新聞社賞受賞(以後4年連続)
1955年日本陶磁協会より最優秀作家賞
1960年日本伝統工芸展高松宮総裁賞受賞
1970年滋賀県湖西に陶房を移し築窯
1977年日本陶磁協会金賞
1985年鉄釉陶器で重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定
1986年紫綬褒章受章。
1987年「日本工芸会」陶芸部会長就任。
1988年京都府文化功労賞受賞。「日本工芸会」副理事就任。
1992年滋賀県文化賞受賞。京都文化功労者となる。
1994年紺綬褒章受章。
1998年京都府文化賞特別功労賞受賞。勲四等旭日小綬章受章。
2004年死去。
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深見陶治
深見陶治 (ふかみすえはる)
1947年京都生まれ
1985年イタリア・ファエンツァ国際陶芸展グランプリ受賞
1992年日本陶磁協会賞受賞
1996年毎日芸術賞受賞
1999年イタリア・ファエンツァ国立陶芸美術館「世界現代陶芸10人展」出品
深見家の家業は清水焼窯元である。継ぐのを嫌がった陶治は独立して伏見に工房をもった。磁土を使ったピーンと張り詰めた緊張感を大切にし、轆轤を否定して圧力をかけて型に鋳込む技法でつくる。ダイヤモンドに次ぐ硬度を持つタンガロイの金属鉋とサンドペーパーで型を整え制作する。
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森陶岳(もり とうがく)
森陶岳 (もりとうがく)
~経歴~
1937年岡山県生まれ
1963年日本伝統工芸展に初入選(以後連続入選)
1966年日本工芸界正会員
1980年兵庫県に大窯を完成
その後岡山県牛窓町に53mの直焰式登窯の大窯を築く
1996年岡山県重要文化財保持者に認定
2002年日本陶磁協会賞金賞受賞
室町時代から続く備前六姓の窯元に生まれた陶岳は、小学生の頃に自分でつくった窯で手作りしたものを焼いていた。大学での教諭の職を辞して陶芸の道に進んだ。
妥協を許さない陶岳は食器に対しても手間暇を惜しまず、内側を削り込むなどして形や使いやすさを追求している。ぐい呑みもまた内側が削り込んでおり、酒が旨い。
また、陶岳は大窯を数個築いたが、桃山時代の内に秘めた強いエネルギーをもち、無駄のないどっしりとした古備前を焼くには、全長80m級の大窯が不可欠だという結論に達し、10名のチームを組んで1996年頃から工事を開始し、1999年頃から築炉している。この窯には大甕が220個も入り、火入れはおよそ半年を所要する。
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小山冨士夫
小山冨士夫 (こやまふじお)
~経歴~
1900年生まれ1975年没
岡山県生まれ
東京商科大学中退
1925年 京都2代清水蔵六に弟子入り
1926年 独立して作陶をはじめる
1930年 東洋陶磁研究所の所員となり古陶磁の調査および研究に尽力
1941年 東京帝室博物館に入り、文化財保護委員会設立後、同美術工芸科・無形文化科に勤務
1961年 退官し作陶を始める
1972年 土岐市に築窯
1973年 東洋陶磁学会を設立 委員長に就任
1975年 岐阜県土岐市の自宅で心筋障害のため歿。享年76才。
少しでも古陶磁や陶芸に関心を持つ人なら小山冨士夫の名前を知らない人はいない。それほど日本陶芸会の発展に尽くし、東洋陶磁の研究者として世界的に知られた人である。
石黒宗麿の影響から磁州窯で焼かれた「宋赤絵」を好み、よどみのない筆遣いで、美濃の「花の木窯」にあやかり「宋赤絵酒觴」を多く製作している。南蛮・粉引・宋風赤絵・天目・唐津など、新鮮な素朴さを失わずに心のままに轆轤を挽きあげた酒器である。その速度感が口造りや高台に現れて、小山の明快な個性を作り上げている。
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小山智徳
小山智徳 (こやまとものり)
~経歴~
1953年長野県生まれ
1978年瀧口喜兵爾に師事
1981年登窯を築窯
1992年~東京しぶや黒田陶苑・新宿伊勢丹・松屋銀座・京都ギャラリー正観堂などで個展を開催
2003年NHK・BS「器・夢工房」に出演
世間とは遮断された長野戸隠山中に工房を構え、薪を割りながら黙々と制作し、公募展にはいっさい出品しない文字どおりの野人陶工である。
個展では毎年テーマを決めて出品している。
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若尾利貞
若尾利貞 (わかおとしさだ)
~経歴~
1933年岐阜県生まれ
朝日陶芸展、日本伝統工芸展などに入選、入賞多数
1968年初個展
1970年日本工芸界正会員
1976年スウェーデンにて個展
1986年加藤幸兵衛賞受賞
英国アルバートミュージアム、ストックホルム美術館、国立近代美術館に永久保存
1988年 日本陶磁器協会賞受賞。
1995年 多治見市無形文化財技術保持者に指定。
2003年 岐阜県重要無形文化財保持者に認定。
2004年 東京国立近代美術館 作品買い上げ。
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柴垣六蔵
柴垣六蔵 (しばがきろくぞう)
~経歴~
1949年富山県生まれ
愛知県瀬戸窯業訓練校を経て鈴木五郎に師事
名古屋顕子、東京しぶや黒田陶苑、神戸住吉倶楽部にて個展開催
若い頃から職人を志した柴垣は、当初、志野や織部を制作する鈴木五郎に師事した。
その修行中、畠山美術館で韓国と日本の茶陶の比較展を見て、韓国の陶磁を見直すことになる。この時をさかいに、李朝のやきものを追求してきた。
青磁や白磁、そして李朝の井戸・御本・刷毛目や焼締の器を高感度でこなした碗揃いである。
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柴岡紘一
柴岡紘一 (しばおかこういち)
~経歴~
1941年岡山県生まれ
1967年伊勢崎満・淳に師事
1971年登窯を築窯し独立
日本工芸会中国支部展教育長賞受賞
1975年日本工芸会正会員
1977年日本工芸会中国支部展岡山県知事賞受賞
1987年通産大臣奨励賞受賞
備前陶芸センターで基礎を学んだあと、伊勢崎満・淳に師事。この修行中に日本伝統工芸展で入選し、早くも頭角を現した。
「古備前から受け継がれた現在の伊部の土を少しも無駄にすることなく、心をこめて土をつくり、制作してゆきたい」という。
人の物まねでない柴岡の創作には備前の本質をただしく理解し、ひたむきに追及する頑固さが読み取れる。
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寺本守
1949年神奈川県生まれ
1976年笠間市に築窯
1980年日本伝統工芸展入選
1981年日本陶芸展入選
1982年日本伝統工芸新作展
1997年仏バンドル国際陶芸展審査員
日本工芸界正会員
茨城工芸会会員
茨城美術展委員
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